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見てくださいね!

来週2月24日(水)のNHKテレビ「歴史秘話ヒストリア」のテーマは、2・26事件の時の総理大臣であった、岡田啓介の話です。
彼は、福井出身です。

岡田内閣は、解散しましたが、その時代では仕方がないことだと思います。

是非、見てください。
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by fukuinokataribe | 2016-02-18 23:14 | お知らせ | Comments(0)

中根雪江

「中根雪江について」の研修を受けて

1月23日、我々会員約35名は福井市立歴史郷土博物館で館長・角鹿尚計先生の話を聞く機会があった。
テーマーは「中根雪江について」である。
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この話を聞くに先立ち、1階で展示されている「福井の甲冑」を当館学芸員・松村先生の説明を聞きながら見て廻った。16点の甲冑等が展示されている。

甲冑とは、戦乱の中での防備のために身に着けるものだと思っていたが、
それ以外の目的のためにも作られたことが先生の話と展示品を見て廻り分かった。
 
大坂夏の陣で
着用されたとされる2代福井藩主松平忠直の甲冑の胴部分の鉄板に
銃弾が貫通しないかを
試し打ちされたという1センチほどのくぼみの跡がある。

また、初代府中城主の本多富正の甲冑は、
銃弾を受けて表面が剥げた部分がある甲冑も並べられている。
まさに戦場での道具であり見ごたえ十分であった。

その後、動乱のない平穏な時代になると、実際に身に着けることは少なくなり、

飾りとしての甲冑が越前甲冑師などによって作られたと説明があり、

5代藩主松平昌親の所用していたとされる甲冑は、平穏な時代を反映しての華やかで、兜はうさぎの形をしたものであった。

 
幕末の動乱期には、再び実用性の高いものになり、
16代藩主松平春嶽が所有していたとみられる甲冑は、銃弾から身を守るための強固な作りで、
甲冑を見につけた戦場での様子がリアルに読み取れた説明と展示であった。
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 場所を2階講堂に移して、本日の主テーマ「中根雪江について」学んだ。
私自身、今日まで中根雪江に関して余り知識はなかったので本日の講座が楽しみでもあった。
 T・P・P(環太平洋パートナーシップ<Trans-Pacific Partnership>)ではないが先生がホワイトボードに書かれた三つの頭文字
S・F・S(春嶽の命・福井藩の命・尊王思想)とK・R・B(国学者・冷静・ぶれない)で
中根雪江という人のすべてを表した頭文字であろうと思った。
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中根雪江は、16代藩主松平春嶽を「名君」というより「明君」に育て上げた重臣で、
主君に忠誠を誓い生涯を支え続けた福井藩士。
春嶽が田安家より藩主として迎えられると、雪江は春嶽の側近として教育に力を注ぎ、また当時天保の飢饉もあって、窮乏していた藩財政の立て直しに着手した。

最も効果を上げたのは倹約政治で、藩士の毎日の食事は一汁一菜と定め、

藩主春嶽も朝は漬物だけ、昼は一汁一菜、夜は一菜のみとして倹約政策に従い君臣一体となって推し進めた結果財政は改善した。

雪江は国学者平田篤胤の門(篤胤の没後に門人となった)に入り国学を勉強し、
春嶽にも国学とその精神を教えた。

春嶽はその国学に影響を受けた政治家で学門の人でもあった。
黒船来航の時には春嶽は鎖国論を主張していたが、開国論を主張するようになった。

これらも雪江の意見を取り入れたものだった。

福井藩の横井小楠が計画した「挙藩上洛計画」では、中根雪江は上洛の時機ではないと反対を唱え、
藩論は二分し、改革派の横井小楠・村田氏寿らと対立した。

改革派の意見が通り、議論に敗れた中根雪江は蟄居謹慎の処分を受けた。
しかし、この計画は実行されず中止になった。

中根雪江は、71歳で没し、遺骨は東京品川の海晏寺境内の松平家墓地に葬られている。
現在も雪江は、春嶽の近侍として教育し続けているのではないだろうか。

何事にも冷静で自分の意見がぶれなかった中根雪江。

以上のような話をおもしろく分かり易く説明していただき、時には笑いも誘うお話し余韻の残る研修だった。
角鹿先生、松村先生有難うございました。

前田豊彦記(平成28年2月1日)

中根雪江(なかね せっこう ゆきえ)  ゆきえさんでも女性ではありません
男性ですよ。040.gif byふく


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by fukuinokataribe | 2016-02-02 10:11 | 歴史あれこれ | Comments(0)