泰澄寺と三十八社
2022年 03月 03日

2月11日のことですが、福井市三十八社町にある泰澄寺の
左義長に行ってきました。
泰澄寺の左義長は、
御堂から読経とほら貝の音が聞こえ
俗世間を離れた気持ちになりました。
(ちょっと 大げさ?)

泰澄についてですが、越の大徳と呼ばれ、
越前国麻生津の三神安角(みかみやすすみ)を父に
天武11年(682)6月11日に生まれたとされ、
(織田文化歴史館引用)
文珠山(福井市)、越知山(丹生郡越前町)、日野山(越前市)、
吉野ヶ岳(吉田郡永平寺町)、そして、白山(白山市)の
越前五山を開山されたとされます。
境内には、大師の産湯の池、
雷の池、駒の爪、座禅石、白山権現社、
大師堂があり、本尊の十一面観音像は、
大師が掘ったものとされています。
(泰澄について詳しく知りたい方は
織田文化歴史館のHPに
詳しく書かれていますので
検索してみてくださいね)
この日は、お天気もよく、暖かく
これも泰澄さんのご加護の賜物なんて
気持ちよく
泰澄寺より北に旧北陸道を歩いていると
笏谷石の立派な標柱がありますね。
これも九十九橋の橋脚かなと思い覗いたら、
奥にお寺があります。
お寺は常照寺さんです。


これは、格式があるお寺なのかなと思い
(覚如は親鸞の末娘覚信尼(かくしんに)の子です)
ちょっと調べたら、何故、この碑があるのかは
分からなかったのですが、
(お寺には伺っていませんが・・・💦)
常照寺については、少しだけ分かりました。
常照寺は、「越藩拾遺録」によると
平判官康頼の子の開基とされています。
ですので、時代は平安時代でしょうか
(平判官については、平家女護島として歌舞伎の演目にもあります)
この「越藩拾遺録」がどれだけ信憑性が
あるかは、わかりませんが
とても、古くからあるお寺だということが想像できますね。
平判官は中野本山と呼ばれる専照寺とも
縁があります。そして、この専照寺は、
この麻生津地区の中野にありました。
(常照寺は現在は真宗出雲路派のお寺です)
また、旧北陸道を挟んで、東側は三十八社遺跡で
縄文土器や土偶の一部が発掘されています。
なんと土偶は県内初の出土品だったようです。
(土偶は少し前から注目されていますよね。)

3月3日からは、福井市立郷土歴史博物館の
館蔵品ギャラリーでは
鼓山古墳での展示があります。
(プチ情報 鼓山は福井県で一番低い山です。)
また、麻生津の旧北陸道沿いは、
まだ、街道の面影が
長い距離に残っており、お勧めですよ。
今回は三十八社についてご案内しましたが
次回は、これまた歴史が深い
酒生地区について
ご紹介させていただきますね。
byふく


