来年のNHK大河ドラマは
明智光秀が主人公の「麒麟がくる」です。
そこで、福井市の明智光秀ゆかりの地
明智神社に行ってきました。
明智神社は、福井市東大味町にあります。
明智光秀は、越前守護職朝倉家に鉄砲指南役として士官し、
東大味の土井(居)に数年間 住まわれていました。
東大味には通称「あけっつぁま」と呼ばれている小さな祠があり、
その中に小さな木彫りの明智光秀公の坐像が奉られていました。
(今は、別のところで大切に管理されているそうです。)
光秀公の逝去後、その遺徳を偲び光秀公坐像が作られ、
土井之内に住家のある三軒の農家によって
これまで四百年余りの間静かに守られていました。
この三軒の農家がこの像をお守りしたのは、東大味のまちを
明智光秀公が柴田勝家公に戦禍から守るように依頼したためだと
思われています。
細川ガラシャはこの地で生まれたのか?でも、ここでお生まれになってほしいですよね。
一向一揆の鎮圧のため北庄に進駐した勝家は、
この東大味の天台真盛宗の西蓮寺に2通の安堵状を
残しています。
安堵状には、「早く帰って住居しろ
もし非難する者があれば知らせなさい。
蹴散らしてくれる」
「寺の山林は伐採してはいけない。寺のつとめは前記のとおり
勝手事を要求する者がいたら急ぎ知らせよ。すぐ成敗してやる」
この2通の安堵状により東大味の住民は、戦禍、無差別殺害、
移転使役を免れました。
柴田勝家となんの縁もない東大味が無事だったのは
明智光秀が柴田勝家に東大味を守るように依頼した
ためだと思われています。
この東大味は古道の朝倉街道跡が見られます。
古い石垣と石畳(残念ながら草が生い茂り石畳はみれません)
升麻(ショウマ)がひっそりと咲いていました。
来年の大河ドラマ縁の地明智神社と一乗谷朝倉氏遺跡 皆さんも、是非 訪れてみてください。
私が訪れた時は、福井の方や金沢、岐阜の方々が
見えていましたよ。
byふく